2012-06-12 第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
輸出するに当たって、今、全農、JAは輸出していますけれども、米なんかについては、いわば薫蒸処理、カツオブシムシがついているとこれに対する殺虫処理とかを中国から要求されて、それを全部やって送っているんですよ。 ですから、そういった検疫とか税関とかいろいろな面倒なことがあるけれども、そういうのを全部フリーパス、特別扱いして送ってあげますよ、そのためにはこの協議会に入ってくださいと。
輸出するに当たって、今、全農、JAは輸出していますけれども、米なんかについては、いわば薫蒸処理、カツオブシムシがついているとこれに対する殺虫処理とかを中国から要求されて、それを全部やって送っているんですよ。 ですから、そういった検疫とか税関とかいろいろな面倒なことがあるけれども、そういうのを全部フリーパス、特別扱いして送ってあげますよ、そのためにはこの協議会に入ってくださいと。
○稲田委員 この薫蒸処理というのは、中国から、日本のお米にはカツオブシムシがついているので特別の殺虫処理をやらされているんです。その費用は、お米の値段の二〇%とも三〇%とも言われているんです。 ところが、この協議会を通せば、この面倒な、費用のかかる薫蒸処理が要らないと言って多額の入会金と年会費を集め、さらに、展示場の売り上げの一%がマージンとして協議会に入ることになっていました。
マンゴー生果実の輸入解禁に必要となります殺虫処理技術がインド側で開発をされまして、この殺虫処理の有効性を確認する現地確認試験を行うために、本年三月下旬から我が国の専門家をインドに派遣する方向で協議をしているところであります。
また、農林水産省では野菜類について植物検疫を行っておりますけれども、輸入検査の結果、殺虫処理等の検疫措置がかなりの量行われているのであります。 中国産野菜等輸入野菜の安全性については、さらに検査・検疫体制を強化する必要があると思いますが、お伺いをしたいと思います。
しかしながら、そこの国でそういう病害虫が全部撲滅されてなくなってしまうということであれば、これは安心して輸入したりあるいは移動させることができるわけですが、それが実際問題としてなかなか撲滅までにはいかないという場合には、それぞれの果物なりあるいは野菜なりにつきまして、輸出されるものについてそういうような病害虫が全く殺菌あるいは殺虫処理によってもう付着しない、完全に一〇〇%死亡しておるというような状態
○管原説明員 EDBで薫蒸が行われておりますのは、これはもともと輸入禁止品でありますものを、相手国側の完全殺虫処理ができるという申し出に基づいてその成績を精査した上で、それならよかろうということでああいうEDBの処理をしておるわけでございますけれども、病害虫の侵入を阻止するという目的と同時に、人の安全は非常に重要な問題でございますので、関係省でそういう基準の変更があれば、当然私どもはそれに従って必要
大事な問題ですから伺っておきたいのですが、新聞等の報道によりますと、「最大の輸入先である日本の殺虫処理要求を主な理由に、使用制限対象から外した。」こういうような報道でございますね。これはどういうことなんですか。こういう要求というのはどこから出ているのですか。政府からの要求じゃない、一体どういうところからですか。それともこういう報道は間違いでしょうか。
○説明員(本宮義一君) 私もこれについてその場に立ち会っておりませんので何とも申し上げられませんが、私は内村次官の申されましたのは、こういうような殺虫処理が確実にできるということになれば、これは植物検疫は国際植物防疫条約の定めによってこういう輸入禁止措置というものが検疫的な根拠を失うことになれば、これもいつまでもそれを禁止するということはできないという意味のことを申されたというふうに私は解釈しております
○説明員(本宮義一君) 米国産のサクランボの日本への輸入については、現在、これの殺虫処理についての研究が行われておりまして、まだその結論を得ておりませんので、現在のところではアメリカにもちろんそういった解禁するというふうなことを言ってはおりません。
わが国は先生も御承知のように国際植物防疫条約に加盟をしておりまして、輸入禁止を植物検疫上の理由がないのにしてはいけないという国際的な約束に加盟をしておるわけでございますから、その限りにおきましては、完全に殺虫処理ができますという場合において植物防疫法上の輸入禁止の措置を継続するということは困難であるというふうに思っております。
それから最後の御質問のオウトウミバエにつきましては、これもアメリカにわが国に未発生のオウトウミバエがおりますので、桜桃の輸入解禁の際にはこれについても十分慎重に検討する、完全な殺虫処理ができるということを前提にしてこの問題を検討いたしたいというふうに考えております。